JUGEMテーマ:リノベーション
我が家のリノベーションのテーマは「犬と緑と暮らす家」
愛犬がシニアに差し掛かっていることもあって
犬にとっても人にとっても優しい床材を選ぶことが重要でした
犬にとって良い床とはなんぞや?
滑らないこと
汚れても気にならない・メンテしやすい
以前住んでいたマンションの床はよくある複合フローリングで
滑って歩きにくそうにしているキャノンのためにラグを敷き詰めていました
パピー期に比べて粗相の頻度は減りました
しかし、これから高齢になると介護が必要になるかもしれないので
メンテナンスがしやすいに越したことはありません
人にとって良い床材とは??
まぁ、せっかく家づくりするならカッコイイ家にしたいのでビジュアル重視(笑)
寒くない(犬にとっても良い)
暑くない(犬にとっても良い)
掃除がしやすい(水回りは特に)
ということでざっくり言うと
犬の生活に優しくてカッコイイ(重要)床
これを目指して床材を選ぶことになりました
玄関からリビング
一体感と抜け感の効果を見込んでリビングの一部を土間にすることは最初から決めていて
普通に考えるとちょっともったいないくらいの分量で土間の空間が続いています
土間なら滑らないし、この長さを生かしてボール投げとかもできます
夏はフローリングよりひんやりしているのでクールダウンもできます
次に決めたのがリビングダイニングの床
一番面積が広く長時間いる場所なので我が家の顔ともいうべき床です
床からの温め効果が空間の暖かさにもすごく影響するので床暖房がマスト
イメージ的にはヘリンボーン張りやパーケットタイプの床が希望
犬が滑らないようにコーティングをかけることも考えましたが
そういうコーティングが可能なのはマンションの複合フローリングで
無垢材や凹凸のある張り方だと難しいようで・・・
しかも面積が広いので予算的にも増
コーティングした見本を取り寄せてもらいましたが
小さな見本だけでは絶対に滑らない!とは言い切れない
かっこよさと滑らなさを天秤にかけてかっこよさを取りました
いろいろな見本材の中から
一番ザラザラしてて滑らなそうなヘキサゴンタイプのフローリングを選択
ダッシュすれば滑りますが普通に歩く分には難なく歩いているので良かったです
木目がバラバラな方向を向いているので滑りにくいのかもしれません
床暖房は予算とフローリングの都合でガスではなく電気にしましたが問題なく暖かいです
リビングの床に費用を割いた分、個室の床は汚れを拭き取りやすくお安いフローリングにしました
費用の配分バランスが家づくりの上では結構大事
通路部分の床はカーペット
フローリングにして各部屋との床材がチグハグになるのを回避したわけです
はじめはサイザル床が希望でしたが高価なためカーペットに
メンテナンスのしやすさを考えてタイルカーペットにしたかったけど
タイルカーペットだと業務用感が・・・
もちろん素敵なタイルカーペットもあるけどそうなるとお値段が・・・
という半ば消去法で決まった床でしたが
暮らしてみると音も静かだし足ざわりも良いので気に入っています
でも、想像以上にへたり具合が早いので
やっぱりタイルカーペットにしておけば良かったかも
キッチンと脱衣所、トイレは共通で大判のビニールタイル
最近のビニールタイルはレベルが高くて遠目ではタイルっぽく見えます
汚れや水に強いので気兼ねなく使えて滑らない
いろんな床材を使ってたりリビングに比べて他の部分の床材がチープだったりしますが
段差があるのと立ち上がり部分にステンレスを使ったりしたことで
チグハグにならないでうまくまとまったように思います
土間とフローリングの切り替え部分にもステンレスを使用
こういう細かい部分までこだわってそれがバシッと決まると気持ち良い!
幼少期から渡辺篤史の建物探訪を見て育ち
成人してからは住まいの設計を定期購読して
長い間家づくりの妄想をし続けてきた甲斐がありました
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